ぢぇログ

推しゴト

幽霊はここにいる 初心者感想

👻

 私のはじめての舞台はLUNGS🫁だからさ!「幽霊はここにいる」が見やすくて見やすくて。演者さんってこんなに居るんだ。わぁ声がいっぱい、音がいっぱい、目が耳が思考回路はショート寸前!

 


 カーテン的な幕が円になってる〜!それだけですげ〜!なにそれぇ〜!透けてる〜!影じゃん!!かっこいい!傘持ってる人と持ってない人とか居て!おしゃれ!遠近法!奥にいる人が近くて、近くにいる人が遠くて?わーオシャレ。演者さんの出入り口は上手と下手と、、、奥手!?なんか歌が聞こえる…生鼻歌かな?いい声通る声。いい舞台夢気分。

え、天井から砂?ナウシカや。腐海の底にある汚れてない綺麗な空間のアレやん。。。(って思った人ほかにも居たか聞きたい)。砂のある空間だけは真実、、、的な?わからない。

 


 神ちゃんと八嶋さん登場!なに?隣にいるのに上下にいるのね?空間利用〜橋見える〜

 舞台の小道具、大道具が面白くて隅々まで見ちゃって冒頭の設定的な出会い的な今後の戦法的なやつあんまり頭に入ってなかった我クズ。

 


 砂や!(砂見たことないんか)床に砂が敷き詰めてあるんだ!ふむふむそこは室内なのね?足音がしないねえ!?大庭ふぁむが数年ぶりの再会でやいのやいの喋ってるのに、深川くんはずっと何を…?あー!視えてるんだったか!そうだ!ふむふむ大庭さんは過去に悪いことしたんだね、ほいで深川くんと組んでなんか思いついた系ね?

 「死人の写真 高価買取ります」

 お客第一号の着物割烹着のおっかさんの発声が好きすぎて好き。「キャーー!臭ーい!」がツボった。アラーム音にしたい。なんかさっきからハンチングかぶった怪しい人がウロウロと!これみよがしに!存在感はとうにバレておる!そこは屋外ね?そこ窓ね?うん、見えたで!おおーーーっとハンチング選手!見たことあるわ!目がくりっとしてるよね!つぶら!頭と顔ちっっっっちゃ!!!!(木村了さん)

 


 深川くん(?)の歌とダンスタイム!その時代にそんな綺麗なアイソレーションできる殿方おったん?令和?えー音源化しよ?(めっちゃかっこよかったジャニーズWEST神山智洋だった)私が死んだら戸籍作らせて欲しい。

 


 演説金ピカリアカーむっちゃ好きだ。砂場に降りる時と、砂場から上がる時にガッッッてなるの地味におもろい。深川くんずっと忙しそう。会場埋め尽くすくらい幽霊たち居るのに、その代表の幽霊さん一人との対話。深川くんだけが、どのキャストさんよりも+1人と共演してる。

深川くん以外がどんどん服装派手に豪華になるのおもしろい。おっかさんの割烹着が金ピカなの最高にユニーク。大庭妻が特にバブリー。金って人を変える。

 


 (前半戦の終わり頃から腰が爆破しそうだった。休憩時間はトイレも行かず、廊下でひたすらストレッチ)

 


 後半、深川くんが幽霊からひたすらDVされてて、幽霊のその意図がわからなくて困った。追いかけてきてまではひどいね。っていうか、深川くんは実は既にもう死者で、周りの人には姿見えておらず声も聞こえていないシックスセンス的なアレ?!と思ってた(見当外れも甚だしい無駄考察に終わる)

 


 【幽保】【幽霊後援会】もうなんでもアリで、なんでも商売にできるのカオス!まぁでも手品とか心霊とか透視とかオカルト的なのは流行ったもんな実際。あと故人の写真なんて教科書とかに山ほど偉人さん載ってるやん?と思ったけど、時代設定的にデータとして無いというか量産できなかっただろうし、写真撮られたら魂…あ、ティャマスィー抜かれる的な?そこも幽霊とかかってる?しらんけど。簡単に写真焼き増しできない時代。写真貴重。貴重なものは金になる、か。金になるということは、需要があるということ。死人の写真〜だなんて、トンチンカンにも程があるけど買う方も売る方も、そこに熱をこめられてある意味で生き甲斐というか、刺激であり一種の麻薬になってたんだろうな。

 


 始まりから、「深川」の本当の正体がわかるまで、そういえば深川くん(神ちゃん)は一貫して物事を信じてた人物だったのかなって感じた。周りの人たちは幽霊が見える?まさかそんな(笑)って疑いから入って疑心暗鬼で。でも商売が軌道に乗ってきたらノリノリホイホイ。「自分だけが幽霊が見える」ということを、何一つ疑わずに、周りに何と言われようと信じ続け、怖がりもせず。戦争で十分なほど怖い目に遭ってきたからこそ、幽霊が見えることなんてこれっぽっちも怖くないし、幽霊(友人)が見えている間だけは深川くんは「深川」としてのアイデンティティを保てていたんだろうな。だから、自分が深川くんじゃないと突き付けられたとき、深川くん(だと思っていた自分)が壊れてしまうんじゃないかと、今になって恐ろしく思った。

 


 最後のシーン、カーテンのスクリーンが紅く照らされて、銃弾の音か大砲の音か雷か、爆音が轟いて、赤いそれが血飛沫に見えた。あらゆる手法で金儲けしようと、損しようと、想いを寄せる人と距離が近付いても、戦争がまた全てを壊して0にしてしまう……というのがその時の率直な感想です。

 


 カーテンコールで、何もかもが綻んでにっこり笑う神山智洋くんに全てもってかれましたがねぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!

LUNGS感想(考察濃いめ) ※ネタバレあり

真っ新な状態で、ネタバレはくらわずに現場へ行きたい性分だったのですが、まさか今回観劇に行けると思っていなかったので、前にざっくりストーリーを見てしまったんです…  

でも十分楽しめました!というか聞き入った!見入った!

 

ちなみにジャニーズも初めて、ジャニーズWESTも初めて、神ちゃんも初めて、舞台観劇も初めてでした。そんな奴の感想なので、陳腐な感想やもしれません、悪しからず。

 

 

以下、感想です。【ネタバレあり】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ネ タ バ レ あ り ま す よ ? 】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開演時間と同時に、主演のお二人が舞台上に登壇

 

二人ともニコニコしながら観客を見渡すポーズをしたり、煽るような動きをしたり、お互いが前へどうぞどうぞと譲り合ったり微笑ましいやりとり

(事前に、神ちゃんがお手振りするから振り返してイイヨとの情報を教えてもらっていたのですが、神ちゃんがなかなか手を振らないので、2階席〜?ってな感じで神ちゃんが上を見上げた時に私が手を振ったから神ちゃんが手を振ってそれに反応して2階席のみんな手が振ったと思ってる脳内お花畑のオンナはあ・た・し)

 

少し緊張が解れた、と思ったら二人が向かい合う

 

一瞬の静寂ののち、二人の笑い声から劇が始まりました

 

 

 

 

冒頭から、「なんだこの痴話喧嘩は?」が正直な感想(すみません)

 

しかし冒頭どころか最後の最後までなかなかヒステリックな口喧嘩の応酬

 

テロップがあったとしても、きっと読むの追えないな…っていうくらいお二人の"捲し立てる"感じが凄かったです

 

しかもこれ、100分ぶっ通しなんですよね

1時間40分、休憩がない

演者もすごいけど、観客もすごいでした

(ツイートにも書きましたが、100分も身動きとらなかったら足の血管の血流が滞って、血の塊ができて、終わってからいざ動いた時に一気に血液が流れて剥がれた血の塊が肺の血管に飛んで塞いでしまう肺塞栓になりかねない(いわゆるエコノミー症候群)(LUNGS(肺)だけに)(やかましいですね)。事前にロビーで水分摂取、劇中の適度なかかと上げ下げ運動を推奨します)

 

 

劇中何度か、MとWが2人同時にブワァー!!っと喋り続けるシーンがありました。

これは、聞き取れないなと思いましたが、この演出に意図があるのだとしたら、M/Wともに"相手に聞いて欲しい話"ではなく、お互い"ただ言いたいだけ"の言葉だったのではと思いました。そういう時、あります。わかってほしいとかじゃない。

 

MもWも、相手の話を割と最後まで聞きません。

 

 

"子を持つ"、"親になる"

 

決して簡単なことではない。

妊娠も、妊娠経過も、出産も、育児も、奇跡なのだと。

 

SEXをすることが、Wにとって/Mにとって どういう意味なのか、行為なのか、得られるものは、失うものは。

SEX=子どもを作るための作業

SEX=快楽を得るための作業

SEX=お互いの愛を確かめ合う神聖な行為

 

女性には月経という生理現象がある、妊娠と共に、出産と共にホルモンバランスの乱れがあり自分が自分じゃなくなるような感覚

男性ももちろんホルモンバランスの乱れは起こるので、お互いがお互いを求めるタイミングや避けたいタイミングが合致しないのも納得がいく

 

Wが妊娠したとき、Mは「ステキな母親になるよ」と言った(うろ覚え)

Wに投影していたので、そのセリフの第一印象は「無責任なこと言うな」でした

そのとき欲しい言葉、そのときして欲しいこと

こんなにもすれ違うものか…と思いました

 

割とずっと双眼鏡でお二人の表情を見てましたが、妊娠検査薬の結果を見たときのM/Wは、一体どんな顔になるんだろう?と、交互に見てました(本当は1人ずつじっくり見たかった)

そこが一番正直に表れるところなんじゃないかな、と思ってましたし。

でも、其れが"嬉しい"なのか"困った"なのかは読み取れず…無念

 

 

劇中終始、MもWも言いたいことを全部口に出すよな〜そりゃ〜喧嘩にもなるわ〜、と思ってたけど、よくよくセリフを思い返してみると、「WのMに向けた言葉、私も今まで心の中で思ったことがあることばかりかもしれない……!!」と気付きました。ということは、MがWに言った言葉の数々も、"子どもを持つ"という話になった時に男性が一度は考えた・思った・言いかけて飲み込んだ・実際言い放った言葉なのかもしれない。

 

 

劇中、私は複数のフィルターで切り替えながら観ていました

◉神ちゃんが好きなオタクの私フィルター

◉思春期だった頃の私フィルター

◉独身だった頃の私フィルター

◉母親の私フィルター

 

それぞれのフィルターで、全然感想が違ってくる(当たり前)

いや、でもこれは一つの楽しみ方だなと思いました

しなかなか妙案。是非お試しあれ(?)

 

オタクフィルターと思春期フィルターは話が逸れてしまうし語彙力どっかFar awayしちゃうので自粛。

 

独身フィルターと母親フィルターで見ると、またセリフの受け止め方が変わってきます。

 

とあるカップルのお話だけど、誰にでも当てはまるのでは?と。ただ皆が言語化していないだけで、相手への思いやり、鬱陶しさ、願い、不満、不安。相手の親への思い、気遣い。そんな誰でも思う、考えることを、息を吐くように、息を吸うように言語化した舞台なのかなと思いました。LUNGS(肺)だけに。

 

 

LUNGS(肺)

タイトルの意味と舞台テーマとの関連性をずっと考えてて。

肺は右肺と左肺があって対。

だけど、体の左側には心臓があるので、左肺の方が少し小さい。

右肺は3つの区域、左肺は2つの区域に分かれてる。

機能は同じでも、同じではないところもある。

口から吸った酸素が通る気管支も、左右で太さ・長さ・角度が違う。

右気管支のほうが角度がないので異物が入りやすい。

どちらがMで、どちらがWなのだろう…

 

あーーーーーーーーパンフレット買おう(結論)

 

 

●11/10 追記●

 円形の舞台装置の回転が時計回りか反時計回りか、っていう感想ブログ読んで悔しかった!そこにも気付いて見たかった…

 

 神ちゃんは、右耳インダストリアルのみピアス装着💚

 

 

 

推し方は十人十色でええじゃないか

"推し"の近影や言動や思いなどに一喜一憂することは、日々に潤いを持たせキラキラと輝かせてくれるもの。少女だったあの頃のように容易くときめいて、胸が、目が熱くなり、鼓動が高鳴る(不整脈の方にはお薬出しておきます)

 

便利な世の中なので、推しの姿や発言や過去の姿までもが、あちこちで見られる時代(違法アップロードは辞めましょう)

 

Twitterに於いては最新情報が知れる

Twitterをしていなかったら見られなかったものや、知らなかったことも沢山ありました

時には知りたくなかったことも目にしてしまうことも

そこは自己責任なので"自衛"するに限りますね

 

Twitterを始めてから、応援の仕方も色々あるのだなと知りました

テレビ番組やラジオ・雑誌等への感想、要望

それもメールやハガキや電話など方法も様々

思いを文字に認めることが得意な人

イラストが描くのが上手な人

メールで文章を書くのが得意な人

気持ちを言葉で表現するのが上手な人

番組を盛り上げるべく、想いをいち早く伝えるべく、その行動力には頭が下がります

 

自分の時間の流れとは違う速さで進むTL

自分の感情とは違う言葉が行き交うTL

知らなかったことがどんどん増えて、どんどん流れて、どんどん取り残されてゆく感覚

どこかで応援の熱が高まり、疎外感で寂しく感じる時もあります

私も応戦しなくてはいけないのだろうか?と、ちょっとした強迫観念に駆られる時もあります

そうやって一人で勝手に落ち込んでも、時は過ぎゆくもの

 

私は私の生活があって、私なりの時間の使い方がある

発売日にCDが聴けなくても、DVDが見られなくても、FC動画が見られなくても、その時つぶやきたいことをつぶやけばいいと思うのです

「私はすぐに見られるから、いまツイートしよう」

「私はすぐに見られるけど、他の人はすぐ見られないかもだからツイートは少ししてからにしよう」

どちらも間違ってないと思います

自分のアカウントは、自分のTLは、自分のもの

誰かの楽しみを奪うのだと考えるなら、それは一つの思いやり

 

私はリアタイできるものは限られているので、リアタイできるものに関してはなるべくタグをつけてツイートしますが、それも自由だと思います

 

TLを見て、誰かのツイートを見て、私が、あなたが心を騒がせる必要はないと思うのです

毎日楽しく過ごしたいのは皆同じ

だったら、楽しく変えてしまえばいい

誰がなんと言おうと好きな時に、好きなだけ、好きなように

ただ、誰かを名指しで傷つけたり貶したり違法さえしなければ

 

"推し"にたくさん時間を割いてお金を使って思いを届けていることは素晴らしいことだと思う

それが、その人の、"推し方"

それを真似する必要や、強要されることもない

私は、あなたは、無理のない範囲で、好きなように推せば良い

だれも「あなたもやりなさい!」とは言っていない

そういう雰囲気にのまれず、自分のペースで、私生活を大切にして、健康に過ごせれば

 

※個人の感想です

※宗教かよ

rainboWダイジェストムービームを浴びて

https://youtu.be/KQyPnuaClS8

 

Johnny's WEST LIVE TOUR 2021 rainboW

Digest Movie

 

まずね?

タイトル英語ばっかだから、W troubleと勘違いした状態で見始めた。ほら、昼間にダブトラの公式アカウントがツイートしてたし。

お?ダブトラダイジェストの別ver.のCMスポットか?

と思ったら10分越えとるーーーーーー

 

 

rainboWと気付かぬまま視聴開始。

 

 

 

なんか、冒頭から、すごく壮大。バリ壮大。ホンモノの恋はやれ爽快?

 

え、空?山?川?海?大地?草?氷?雲?魚?崖?サバンナ?宇宙?

何が始まるの???

ナショナルジオグラフィックとコラボしたドキュメント映画か何か???

 

なんか、メンカラのビーム!?オーラ!?元気玉!?放とうと溜めてる!!!!!

纏ってる!すごい纏ってる!!

今まさに放たんとす!!!みたいな!!!!!

 

テューーーーーーーーーーーーン!!!!!

 

って!!!!

優しい微笑みと共に!!!

こちらに手を差し伸べて!!!!!

ほら!!!こら!!!ほれ!!!!!

生まれる!!!!!!!!!

生まれるよ!!!!!!!!!

生ませてよ!!!!!!!!!!

 

まんまと妊娠すっからー、っぶねー。

 

 

 

ドューン【rainboW】

 

 

あ・・・・・・・(察し)

重岡大毅と神山智洋の作詞考察(重岡大毅 編)

 おはようございます こんにちは こんばんは

 第二回考察は、ジャニーズWEST二大作詞作曲家のかみしげ。

 重岡大毅神山智洋の作詞について考察してみたいと思います。

 

(かなりの長文になってしまったため、

重岡大毅編 と 神山智洋

に、分けます)

 

*───*───*───*───*───*

 

 

 

 

 

  ───重岡大毅の詞は"呼吸"

                         神山智洋の詞は"深呼吸"───

 

 

 

重岡大毅の書く歌詞は「呼吸」

我々ヒトは、脳幹の橋から延髄にかけてが呼吸中枢を司っています。意識せずともしている、つまり生命機能を維持するために無意識に酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しているのです。それが呼吸。

 

神山智洋の書く歌詞は「深呼吸」

無意識の呼吸と違い、深呼吸は自らが意識してすることで、自律神経を整えて副交感神経を優位(リラックス)にさせます。

 

 

と、看護師のハシクレが突然例えてみましたが、だがしかしこれが本当に本当に二人の紡ぐ歌詞にしっくりくるのです。

 

 

 それでは参りましょう。

 

 

 

「へこんだ缶コーヒー」「鳴らない目覚ましと置いたまんま枕元のメガネ」「赤と青のグローブ」「タバコの影」「ボロボロのガラケー」「助手席 ぬるい風のエアコン」/サラリーマンの父さん

 

 タイトルからもわかるように特定の人物に向けて作られているため、これらの具体的な表現がリアルさに磨きをかけています。

 重岡さんが見た景色、触った物の感触、嗅いだにおい等の、五感をくすぶった出来事を切り取るのが秀逸。たかが日常、されど日常。

 重岡さんの詞が呼吸、と言った理由はここにあります。

 無意識に見過ごしてしまいそうな日常の中の出来事を、重岡さんの五感は意識して静止画にして切り取り 巧みに詞に起こす。すごく美しくやさしく。キリトリの達人。

 

 特に好きなフレーズ「助手席 ぬるい風のエアコン」

 ぬるい風を浴びる居心地の悪さと、「もう歳だ」と鼻で笑う父親の、"いのち"を意識せざるを得なくなった状況への気まずさとのリンク。それに対して「生まれて死ぬまで 僕はあなたの息子だからな」というド直球ストレートワード。父親も息子である自分も、いつか寿命が尽きる運命は同じ。そんなことない、そんなこと言うな、って子どもみたいなワガママではなく、成長した息子からの精一杯のでっかい愛。なんだか泣きたい日はこの曲を聴きたい。

 

 重岡さんはよく「思い出」と言いますよね。

"思い出にもうワンテイク撮ろう"

(うろ覚えの週うまメーキングより)

 

"みんなで写真撮ろう。思い出や"

(うろ覚えのW troble配信より)

 

 如何に日常を大切に思っているか、真摯に生きているかわかる。重岡さんにとっては、呼吸することでさえ当たり前じゃないのかもしれないとまで思えてきます。

 

 しかも、重岡さんの作詞は、まるで私も重岡大毅になったかのように、ごく自然に感情移入できる。重岡大毅は私なん?私は重岡大毅なん?(共感性がすごいということ)

 重岡さんの五感とワタシの五感が、この曲を聞くたびに重なって重岡大毅の父がワタシの父になる。

 

 

 

 

「ドンと構えた/ポケットつまづいた/ポケットでぽけーっと 僕の切符」/乗り越しラブストーリー

 

 擬人化もうまいですよね。

これもまた己が切符になったようだし、心情も読み取れる。言葉にせずとも、それぞれの脳内に情景を浮かばせる天の才。

 

 

「予定詰まったカバン」「インクが足らないね」「朝の占い横目で順位気にしてさ」「理想と現実で結ぶ靴紐」/間違っちゃいない

 

 間違っちゃいないを制作した経緯を知ると尚更、切羽詰まって、孤独感や疎外感に苛まれて、もがいてもがいてもがき倒した重岡大毅の当時の苦しさや葛藤が垣間見えて苦しい。

 個人的イメージですが、制作当時とそれ以前の重岡大毅は自己肯定感が低かったのではないかと思っていて。でも変わらずキラキラと眩しい私たちの太陽で居てくれるのは、「間違ってないよ」って言ってくれたメンバーが居たからであって(割愛)。本当ユニット曲だったこの名曲を、後に7人で歌ってくれて良かった。

 

 

「宇宙行きチケット」「季節外れのTシャツ」「真っ昼間の月」「ここだけの話をしよう」/ムーンライト

 

 大親友ケンティー様が仰っていたように、なんだかんだで重岡さんが1番のロマンチストなのは納得。「ここだけの話をしよう」は、まるで浦沢直樹氏の20世紀少年。自分たちだけの秘密基地で夢の計画を企てているような、そんなワクワク感。

 

「知らない明日へセイグッバイ」「今だけは歌ってたいや」「まだ何も決めたくないな」/ムーンライト

 

ここでも昨日より明日より"今日"を、"今"を大切に思う重岡さんのポリシーみたいなものが感じられる。重岡さんの言動を見て聞いて感じる、"いつまでも少年のような"人物像は、ここから来ているのかもしれません。

 

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重岡大毅だけで2000字越えてしまいました。

(そんな私は神山担)

 

重岡さんの歌詞を読んでいると、等身大の重岡大毅が見えてくる。ミステリアスな一面もある上に、メンバーと居るとまるで少年。とんだ5歳児。重岡さんの言葉の引き出し、ワードチョイスに口を揃えて絶賛するメンバー。

 

いつかメンバーへ向けた曲も書いて欲しいな。

個人的には、ワルツ(三拍子)のリズムで、NHKみんなのうたになるくらいのとびっきり可愛らしい歌も書いて欲しい。

 

読んで頂いて、ありがとうございました(^^)

 

次回、神山智洋の作詞考察。

でっかい愛への、でっけぇ愛で考察

7/28 なにわの日に発売されました

ジャニーズWEST 17枚目のシングル

「でっかい愛/喜努愛楽」

 

今回は『でっかい愛』の歌詞について個人的な考察を。(初めてWESTのことを長文で書きます。長いですし、拙い文章です。ご覚悟!)

 

 

 

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♫好きな明日を見つけに行こうか

どんな君も僕が抱きしめるから

 

"好きな明日"という表現は、難解で想像しづらいと感じた。しかし、それに続く"見つけに行こうか"という一文のおかげで、一人ではなくて誰かと一緒だからこそ、明日という誰にもわからない日が、どんな日になるのだろうとワクワクすることだけは確信が持てる。(しかも、でっかい無償の愛をくれる「僕」と一緒だったらどこだって桃源郷)

 

"どんな"とは、ポジティブ、ネガティブ、全ての、そう!全ての感情を抱えた「君」

『サムシング・ニュー』における、"愛も闇も仕事も""嘘も悪も涙も"それらを抱えた「君」全部なのである。なにそれしあわせハピネス。

 

 

♫パーカーのフード握りしめ

慌てて隠す泣き顔

「絆創膏、何千枚も必要」って

ソファーで丸まってほほえむ君

 

視点の主は「僕」、視線の先は「君」

「僕」が感じた・見た「君」の表情の変化。歌詞には無いけれど、泣いているけど落ち込んでいるとは思われたくない、冗談言って笑いたい気持ちはあるけどどうしようもなく傷ついてしまった「君」。そんな「君」に向けて「僕」が放った言葉は、聞いている「あなた」が同じ状況の時に欲しい言葉なのかもしれない。

 

 

♫一瞬だって笑って今日が終われるなら

もう少し話そうよ

 

ここの歌詞がとても好き。

変に元気付けようと、わかった気になって同情するような言葉はいらない。ただ、24時間の内で一瞬でも、まばたきをする間でもいいから、笑って欲しいから。笑って欲しいのは「僕」のエゴかもしれない。だけど、笑ってほしいとは直接言ってないと思う。だからこそ"もう少し話そうよ"が凄く活きる。話したいね。

 

 

 

♫ジグザグ近づく影 静かに見守る月

どこまでも ずっと そばにいるから

 

直線ではやって来ない影(不安や落ち込みの原因?)。揺れ動く心模様でしょうか。影を作る月は其処に居続ける。もし原因が人間関係だとしたら、相手は変わらないということ。変わるのは自分。

 

"どこまでも"という表現は"距離"だと考えると、"いつまでも"という時間的制限(命の限界)よりも遥かに愛。地球上には果てがない、とすると"どこまでも ずっと そばにいるから"は、つまり無限大なのである(ここで神山担は爆死)

 

 

 

♫好きなように明日をふたり描こう

向かい風 君と追い越して

 

歌い出しの"好きな明日を見つけに行こうか"のアンサーかなと。「僕と君」の「ふたり」で明日を描いて(理想や夢)いく。たとえそれが難しいこと、逆境だとしても"追い越して"まだ見ぬ明日へ行く。なんて未来は明るいのでしょう。

 

 

 

♫大きな涙あふれる日も

いつだって僕が

でっかい愛が抱きしめる

 

こぼれるのではなく、"あふれる"くらいの大粒の涙。其れはどういう時でしょうか?愛する人との別れ、願いが叶った時、努力が報われた時……そんな感情が大きく揺さぶられた日に、何時何分であろうと「僕」が居る。「僕」自身が「でっかい愛」。「でっかい愛」は一人称として7/28認定します。

 

 

 

♫大爆笑は何万回だっていい

大好きもいつだって届けたい

 

重岡大毅に歌割りしてくれた方の振り込み口座ご存知ですか?

爆笑を越えた大爆笑を何万回って、実際は数えられない(マジレス)。でもそれくらい未知数の大爆笑シーンと、大きく開いた口から覗く白い歯は純白のウェディングドレスへの伏線ですか?(ちょっと落ち着こう)

更に追い討ちを掛けるように、トドメを刺すように、"大好きもいつだって"=四六時中タイミングを見計らって届けてくれたいらしい。言葉で真っ直ぐに「大好き」かもしれないし、「僕の大好き」「君の大好き」かもしれない。と考えたら胸が張り裂けそうに幸せで満たされて幸福度致死量。

 

 

♫突然手紙書いたら

君は喜んでくれるかな

 

愚問。

 

 

♫ざわつく日々も大事なヒント

想像以上が君のすぐそばで

 

1番歌詞の泣き笑う「君」へのアンサーかな、と。

心が忙しくざわざわしている時こそ、何かを掴むチャンスがいっぱいあって、そういう時に自分を見つめ直して俯瞰で見ると、思っている以上の収穫がある。そう言う経験、あります。

 

 

♫明日は熱い風も凪ぎ夏草揺れ

想いはずっと青空渡る

 

「凪ぎ」とは「風がやみ波が穏やかになること」

直前の歌詞にあった、日々の中の"大事なヒント"を掴んだら、胸を掻き乱していたハリケーンのようなざわめきも、夏草(生い茂った草)のように密に青々と自然の風に揺らいでゆく。

1番の歌詞では時間的に夕暮れ〜夜だった情景が、一気に夏の青空へとシーンが移り、"どこまでも"と言っていたように、果てのない抜けるような青空が目に浮かんだ。そこに"想い"が渡っていく。そう、この想いには果てがないのである。

 

 

♫靴紐を結び直して

夕暮れ ふたりの帰り道

 

青空ばかりに気を取られていると、足元を掬われる。だけど大丈夫。ふたりの目があるから靴紐がほどけた事にも気が付ける。シーンは夕暮れ。

 

 

♫カレンダーだって知らない未来

一緒なら僕ら

でっかい愛と歩いていける

 

カレンダーにも載らない未来だなんてロマンチックの塊。7月32日はある。

ここで初めての「僕ら」二人称はグッとくる。

歩いてきた道も、空が表情を変えれば帰り道はまた歩いたことのない初めての道へと姿を変える。

 

 

♫探してたんだ

君がくれたんだ

明日色のパレット

 

ここへきて「僕」から「君」への愛の告白。

"好きな明日" "好きなように明日を描こう"

「僕ら」なら色の塗り方も、重ね方も、何倍にも美しく彩れる。原色を合わせれば何色にもなる。二人色に染まる。それが思い出。

 

 

 

♫初めて知った恋の色に

染まってゆく心

まるごと全部君のしるし

 

きました、でました、ロマンチック兄さん。

"染まってゆく"、現在進行形。今なお恋をしている。

切り取ったその瞬間の色すべてが恋の色。

ひとつとして同じ色は無い。

しるし(印/標/証)。色々と漢字はあるけれど、ここでは「印」として考察。

他と区別するため、自分のものであるとほかに合図するための印。

それってつまり、「僕は君のもの」ってことかな、と。

すっっっっっっっっっっっっごい。

 

 

♫好きな明日を見つけに行こうよ

どんな君も抱きしめるから

 

歌い出しとの違いに震えた。

「好きな明日を見つけに行こうか」

「好きな明日を見つけに行こうよ」

"行こうか"は、ほんの少し消極的な「僕」の心情が伺える。

しかし「君のしるし」で染まってゆく「僕」は、「好きな明日を見つけに行こうよ」と誘う。

わたしには優しく手を差し出す「僕」が見えた。もうどんな君も抱きしめられるという自信の現れにもとれる、この最後の一文字で(急な倒置法)

 

 

♫あの日見上げた飛行機雲

行く先はわからないけど

 

永遠なんてものは無いのかもしれないと不安に駆られる日もあってええじゃないか(ここへきてふざける)

 

 

♫同じ空に夢を浮かべながら

いつだって君を

でっかい愛が抱きしめる

 

ここでの「同じ空」は、「僕ら」が歩いて見てきた青空や夕暮れの空。そして恋の色に染まってから見上げた空の色。

そして「夢」は、その時々の空に向かって浮かべた夢と、眠りについた時に見る夢。

起きてから眠るまで。眠ってから起きるまで。

夢は起きていても、眠っていても見ている。

 

1番サビでは「いつだって僕が」

ラスサビでは「いつだって君を」

ここの対比、変化もグッときます。

何をしていても、どこにいても、何時でも、「僕(でっかい愛)がどんな君も抱きしめる」

こんなのもう、プロポーズです。

約束なんかじゃなく、胸に刻み込まれるほどの証(しるし)

 

 

 

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最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

初めてジャニーズWESTの歌詞の考察書きました。

だいぶと読みづらかったと思いますが、でっかい愛は込められたと思います。

「でっかい愛」聞けば聞くほど、その愛の大きさや深さに溺れてゆく。

皆さんの考察も是非お聞かせください。

 

日曜日のとある憂鬱

母。(仮名:鉄子) 鉄子はテレビを見ながらよく喋る。同時に、一緒に視聴している私にも喋る。

 

「誰?」「これ誰?」

 

7割方これ。今!まさに今!!テレビ画面に映っている俳優は誰なのかと。一緒に視聴している私に聞いてくる。都度。

 

鉄子、一応ね、私も今テレビ見てる、一緒に。 なんなら今まさに鈴木亮平が事故現場に乗り込んで行くところでね。したら消防隊員が「あぶねーだろ!」つって、あちらの現場はピリピリしてるわけですよ。「死者は……ゼロですッ!!!!」っつー決めゼリフで締め括るために字の如く一生懸命なわけです。

 

シンプルに鈴木亮平を知らない鉄子

 

「誰?」と聞かれましても、こちとら手に汗握って熱心なリアタイ視聴者真っ最中。鉄骨の下敷きになってた負傷者の行く末を案じて止まないんだわ。

そんな状況下で、鉄子の素朴クエスチョンに思考を巡らす余裕なんぞ私の脳には無いわけです。事件は現場で起こってっからね。オペ中にゴーグル装着しているかもきちんとチェックしないといけない立場にあるんでね。誰。

 

かくいう私も、鈴木亮平の代表作は?と聞かれても、恋する太い眉毛役の作品しか知らないのが事実、あいとぅいまてん。鉄子にうまく説明できるかしらと、一抹の不安は常に抱えている。

 

しかし、鉄子の質問に答えても無駄な理由があって。

 

 

 

〜過去回想〜

 

 

鉄子「これ誰?」

 

わて「渡邉圭佑」

 

鉄子「誰それ?」

 

わて「MIUに出てた」

 

鉄子「知らんな」

 

 

 

 

 

 

そうかー、知らんかー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはならないよねこっちも。

答えたら答えたで、答えても答えても、分け入っても分け入っても山、みたいな。 あと困ったことにねーこれがねー鉄子検索しないんですねー 知りたくないの?名前と顔一致させたくないの? 聞いといて、なーんなの?5秒返して? 覚える行為を辞めたらそこで試合終了ですよ?つって。

 

グァーゴォー(訳:G◯◯gle)先生という偉大なる御人を手中におさめて居るのにも関わらず、か・か・わ・ら・ず!(大声)調べないんですねー。

「OK、ぐーぐる☆」ってねー、何がOKなのか問いたい。むしろ問うために生まれし機能じゃない?一番世の中で「OK!」って言われてるだろうし、「OK!」って言って欲しい人ランキングでぶっちぎり1位だと思う。誰。

 

 

でね、もうね、言いました。遂に。 ここ数年言えなかったことを。もはや告白です。広義での愛の告白。

 

 

鉄子、そうやって私にいつも"誰これ?"って聞いてくるけどさ、名前言うたところで知らんやん。」

 

 

 

 

 

そう、そう。まさに、そういうこと。

しかし返ってきたのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だって知らんのやもん」

 

 

 

Oh my 鉄子鉄子マジ。マジ鉄子

ことわざでいうところの『暖簾に腕押し』かなー?つってねーーーーー

 

 

知らないでしょ?に対して、知らない。

では教えてしんぜよう。

でも検索しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ど☆う☆し☆ろ☆と

 

 

 

 

 

 

 

 

でも鉄子鈴木亮平は知らなかったけど、

「あ!でもこの人は知ってるよ!えっとな………要潤!」

 

 

 

 

 

記憶保持の線引きがわっかんねぇ。。。